観光・帰国 |
ホテルの温水は生ぬるくバスにお湯を張れないし、湿度が高いため洗濯には苦労した。しかしホテルのマッサージは格安で1時間5米ドルで、筋肉や肩の懲りもすっきりし、疲れも取れて次の稽古に臨むことができた。
日本のタクシーにあたる三輪オートバイの「トゥクトゥク」に乗車してパトゥーサイ(凱旋門)へ。
戦没者慰霊塔だそうだが、その展望台からは360度の大パノラマが展開、爽やかな青空と緑の多い整然とした町並みはどこか中世ヨーロッパを思わせるものであった。 |
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全ての練習終了後、車でナムグム・ダムへ約2時間のドライブ。1971年、日本などの援助により完成したダムが巨大な人口湖となり実に琵琶湖の半分の広さ、ここでの水力発電はタイに送られ貴重な外貨獲得に役立っているという。雨季としては珍しく晴れ渡った湖上を1時間の遊覧、のんびりとゆられてこれまでの疲れも吹っ飛ぶ思い。
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最終日の早朝、お坊さんの托鉢のようすを見学。信者の自宅前での僧侶と信者とのまさに敬虔な場面に出会った。小乗仏教のラオスでは日本の大乗仏教(他力本願)と異なり、信者も自ら努力して、雨の日も風の日も欠かさず3000日もの功徳を積むのだという。
帰国時、ラオス空港に思いがけなくも受講者達約20名が見送りに来てくれた。指導員達は愛弟子とツーショットやジュースで乾杯など名残を惜しむ。素直な明るい笑顔のこの受講者達に幸あれと、また、この中から是非ともオリンピック選手が出て欲しいと思う。
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バンコク経由でほぼ予定どおり23日早朝関西国際空港に到着、全行程の無事を感謝し、お互いの健闘を称えあって解散した。(以上、瀬戸口副団長 記)
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