当連盟は「西日本実業柔道団体対抗大会」を主催・運営していますが、同時に全日本実業柔道連盟主催の「全日本実業柔道団体対抗大会」の西日本地区開催時(隔年)及び「全日本実業柔道個人選手権大会」(毎年)の大会運営を担当しています。そして、これらの大会運営を通じて実業柔道の発展、更には広く柔道の普及に努めています。
当連盟が主催する「西日本実業柔道団体対抗大会」においては、実業柔道の底辺の拡大と大会の質的向上を目指し、諸改革を重ねると共に、出場選手へのモチベーション向上に取り組んでいます。
最近の実績としては、昭和63年段位制廃止、男子第3部制の採用、平成3年に女子の部採用、平成6年に尼崎市記念公園綜合体育館への会場変更、平成10年に「国際柔道連盟試合審判規定」の採用、平成15年に大会での最優秀選手に男子には銅金賞(平成19年度から男子第1部の最優秀選手に贈ることとした)、女子には岡林賞を、そして平成16年に最優秀新人選手には男女各1名に松本賞を、そして平成19年度からは男子第2部の最優秀選手に米澤賞を、そして、平成27年度からは男子第3部の最優秀選手に龍村賞を授与する等々諸改革を講じ、底辺拡大と質的向上を図っています。また、平成17年第45回大会から、各級決勝戦前に尼崎市内の小・中学生各2組のチームによる(男女混成、5人制)>「尼崎少年柔道紅白試合(PDF 7KB)」を開始しています。
平成28年の第56回大会は、長年の開催地である尼崎市の市制100周年にあたり、この記念大会行事として、実業団柔道チームによる少年・少女の柔道教室を開催、次世代の柔道家の育成に努力しています。
また、ネット時代に対応して、平成24年の第52回西日本実業柔道大会からは、インターネットによる動画配信を開始、主管する全日本実業柔道個人選手権大会においても実施し、関係者を始め、多くの柔道ファンの視聴を集めています。
平成28年のリオデジャネイロオリンピックへは4名の選手が参加し、全員がメダルを獲得、日本柔道復活の一翼を担いました。 |