OJJA、中堅戦からの3連続勝利で逆転の初優勝。
決勝戦初進出同士、共に接戦を勝抜いて来た両雄の対戦。
先鋒、次鋒戦は両者消極的な試合運びとなり指導を続ける展開となった。しかし、より消極姿勢の目立ったOJJAが指導を重ねて受け、反則負けで先制を許す。
中堅戦に進み、追い込まれたOJJA永田、開始早々の払腰一本勝でまず1点を挽回する。
副将戦は、OJJA桂が積極的に攻め、大阪刑務所嶋羽から指導3を奪って優勢勝し、点差で並ぶ。
大将戦は、内容差を守りきろうとする大阪刑務所金谷を徐々に圧迫した、OJJA谷本
が2分20秒、豪快な大外刈で一本勝を決める。昨年、今里園芸に所属し、同チーム第3部優勝の立役者谷本が、今年はOJJAを逆転優勝に導く。OJJAは、先鋒、次鋒戦反則負けで後がない状況に追い込まれたが、その後積極的に攻勢を掛け、大将戦で大逆転勝利を納めた。
この結果、優勝のOJJA、準優勝の大阪刑務所が第1部昇格を果たす。第1部1回戦で敗れた4チーム中、籤による選考の結果、旭化成Bと東レ滋賀が第2部転落となった。 |