準決勝戦第1試合
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2度目の三連覇を目指す鳥居は、初戦で思わぬ苦戦を強いられたが、その後は順調に勝ち進み、準決勝戦で一回り近い歳の差の僚友、横口と対戦。
横口に1分45秒背負投で効果を奪われた鳥居は、その後翻然と反撃を開始。技の効果は見られぬものの前へ前へと圧力を掛け続け、遂に残り4秒、防戦一方の横口に指導1。鳥居は勝負に対する強烈な執念を見せて引分に持ち込む。
ゴールデン・スコア方式の延長戦に入っても、鳥居は積極的に内股、背負投、巴投を仕掛け、守勢の続く横口に2分58秒指導が下され、鳥居が決勝戦進出を果たす。
鳥居は勝負に対する執念と卓越した試合運びで苦境を脱し、2度目の三連覇に望みを繋いだ。
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