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第38回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館 |
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男子60kg級 |
勝ち上がり表(PDF 12KB)>> |
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順位 |
選手名 |
所属 |
優勝 |
小川 武志 |
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2位 |
佐々木 伸次朗 |
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3位 |
飯田 哲也 |
秋大柔道クラブ |
3位 |
川住 基 |
グリーンセキュリテイサービス |
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準決勝戦第1試合
5 小川 武志 |
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(小外掛) |
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3 飯田 哲也(秋大柔道クラブ) |
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三連覇中のベテラン小川に、長身新鋭の飯田が挑む準決勝戦。序盤、右組みの小川は巴投、背負投で攻め、飯田は内股で応戦するも共に決め手を欠く。中盤に入り、小川は巴投の飯田をさばいて、ここをチャンスと寝技で攻めるが、惜しくも逃す。その後は両者の攻防が続く。
終盤、飯田に疲労の色が漂い始めるが、残り12秒、奮起して技を仕掛けに来たところを、小川は飯田の軸足に足を掛けて切り返すと、飯田は尻から倒れ効果の宣告。そのまま時間となり小川の決勝戦進出が決まる。
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準決勝戦第2試合
3 佐々木 伸次朗 |
○ |
送襟絞 |
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3 川住 基(グリーンセキュリテイサービス) |
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佐々木が右、川住が左のケンカ組み手、佐々木は背負投、大外刈に攻め、対する川住は寝技巧者、盛んに寝技に誘うが、佐々木は寝技も得意、容易に取らせず。中盤の2分30秒、川住が技を仕掛け崩れたところ、佐々木、送襟絞めに入れば、川住あっけなく畳を叩き一本。
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決勝戦
5 小川 武志 |
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G・S(小内刈) |
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3 佐々木 伸次朗 |
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昨年に続いての決勝戦僚友の対決は、佐々木が背負投、巴投で素早く仕掛け、小川がこれをかわして寝技で攻める展開に終始して、引き分ける。
ゴールデン・スコア方式による延長戦では、一転小川が攻勢に出る。両者場外で試合を再開した1分3秒、先に左で組んだ佐々木に、小川が左組み行こうとしつつ、体を低く潜らせて左小内刈から巻込みながら、左手で佐々木の踵を抱き込めば、一旦体を左に振って残した佐々木は、小川の勢いに押され、堪らず尻から倒れる。効果の宣告で試合終了。
小川が三度、佐々木の挑戦を退け、四連覇。5度目の優勝を飾る。
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