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第38回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館 |
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準決勝戦第1試合
2 佐藤 佳江(セコム) |
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縦四方固 |
○ |
2 宮本 樹理 |
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3回戦で昨年のチャンピオン岩田を旗判定で降した佐藤と2戦2一本勝で危なげなく勝ち上がった宮本の対戦。
佐藤の左前襟を右手で掴み、大外刈を繰り出す宮本が、1分8秒、今度は大腰から大きく払巻込に変化して有効を奪う。宮本はそのまま執拗に寝技で攻め、遂に3分24秒縦四方固に抑え込む。宮本の快勝。
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準決勝戦第2試合
3 滝口 並穂(セコム) |
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(小外刈) |
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2 宇高 菜絵(コマツ) |
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両者右組み。滝口は内股、宇高は背負い投げで攻める。中盤、宇高は奥襟を取り、滝口の頭を下げ、やや優位に試合を進めるが2分44秒両者に指導1。その後3分34秒に、宇高の小外刈が決まり、技あり。その後、滝口が反撃を試みるも、ポイントを奪えず試合終了。
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決勝戦
2 宮本 樹理 |
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(指導3) |
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2 宇高 菜絵(コマツ) |
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宮本左組み、宇高右組みのケンカ組み手。お互い引き手が取れず、技の出ないまま時間が経過。1分、1分40秒に双方に指導1、指導2。3分過ぎ、宮本が両襟を持って大腰を連発。頭の下がった宇高に3つめの指導が来る。反撃する宇高は残り18秒、小外掛から宮本の上体を制し、振り回す様に体を捨てながら畳に宮本を打ち据えると、一瞬決まったかに見えるも、宮本は倒れ込みながら体を捻り、有効にとどめる。この攻防が勝負の帰趨を決し、宮本が2年ぶり2度目の優勝を果たした。
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