決勝戦
3 近藤 優子(S・T・O) |
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G・S(判定) |
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2 小島 愛子(自衛隊体育学校) |
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右組み同士。近藤は、背負投、小内刈と攻めるが、いずれも決めがやや浅く、ポイントを奪うに至らない。小島は、両襟を持って引き付けを強め、前に出ようとするが、容易に技に繋がらずに試合終了し、ゴールデン・スコア方式の延長戦へ。
延長戦に入って、1分10秒、近藤の背負投のフェイントからの小内巻込に虚を衝かれた小島は尻から倒れ掛かるも、辛うじて踏みとどまれば、広瀬主審は思わず右手を挙げる動作を見せる。この踏ん張りに場内はどよめく。小島はその後、双手刈、一本背負投、小内巻込で強烈に反撃するも、近藤に皮一枚のところでかわされる。結局、この小内巻込で効果に近いポイントを挙げた近藤が赤旗3本を得て、判定で初優勝。
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