準決勝戦第1試合
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○ |
腕挫十字固 |
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3 三宅 浩之(近畿通関) |
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昨年のチャンピオン、強化指定Bのは準決勝戦まで試合巧者ぶりを発揮し、全試合に4分間の時間全てを費やして勝ち上がる。
対する昨年の関西学生チャンピオン、新人の三宅は勝負強さを遺憾なく発揮して、延長戦を次々に勝ち抜き、堂々準決勝戦に駒を進める。
序盤、一進一退の攻防が続くが、寝技にもつれた54秒、は一瞬の早業で三宅の腕を取り腕挫十字固に極めれば、三宅はたまらず「参った」。が老練な関節技の冴えを見せ、2年連続決勝戦を決める。
善戦した新人三宅は、百戦錬磨のに一瞬の隙を衝かれ敗れるが、昨年末ご逝去された故米澤三郎全日本実業柔道連盟元副会長(近畿通関会長)の御霊に捧げる堂々の第3位入賞。今後の活躍を予感させる今大会の戦いぶりであった。 |
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