西日本実業柔道連盟
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第37回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
男子90kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝
2位 百瀬 晃士 平成管財
3位 三宅 浩之 近畿通関
  齋藤 俊 新日本製鐵・広畑
準々決勝戦第1試合
4  優勢勝 3 小野 俊教(綜合警備保障)
 
準々決勝戦第2試合
3 三宅 浩之(近畿通関) 延長戦・優勢勝 4 落合 雄太(セコム)
 
準々決勝戦第3試合
3 百瀬 晃士(平成管財) 腕挫十字固 2 雑賀 正志(河内厚生会)
 
準々決勝戦第4試合
3 齋藤 俊(新日本製鐵・広畑) 優勢勝 4 松岡 美貴
 
準決勝戦第1試合
4  腕挫十字固   3 三宅 浩之(近畿通関)
 
昨年のチャンピオン、強化指定Bのは準決勝戦まで試合巧者ぶりを発揮し、全試合に4分間の時間全てを費やして勝ち上がる。
対する昨年の関西学生チャンピオン、新人の三宅は勝負強さを遺憾なく発揮して、延長戦を次々に勝ち抜き、堂々準決勝戦に駒を進める。

序盤、一進一退の攻防が続くが、寝技にもつれた54秒、は一瞬の早業で三宅の腕を取り腕挫十字固に極めれば、三宅はたまらず「参った」。が老練な関節技の冴えを見せ、2年連続決勝戦を決める。

善戦した新人三宅は、百戦錬磨のに一瞬の隙を衝かれ敗れるが、昨年末ご逝去された故米澤三郎全日本実業柔道連盟元副会長(近畿通関会長)の御霊に捧げる堂々の第3位入賞。今後の活躍を予感させる今大会の戦いぶりであった。
 
準決勝戦第2試合
3 百瀬 晃士(平成管財) 逆十字絞 3 齋藤 俊(新日本製鐵・広畑)
 
81kg級強化B指定から階級を上げてエントリーした百瀬は、準決勝戦まで、背負投一本勝、合せ技一本勝、有効優勢勝、腕挫十字固一本と危なげなく勝ち上がる。
一方の齋藤は、昨年の全日本学生チャンピオン、この階級の強化B選手。準決勝戦まで、小内刈一本勝、払腰一本勝、技あり優勢勝、と快進撃で勝ち進む。

両者ケンカ組み手。試合が開始されるや否や、齋藤が得意の大外刈で百瀬を襲う。百瀬は体勢が崩れるも何とかこれをかわす。
組み直して後、今度は百瀬が寝技に引き込み、齋藤がこれに応戦して行くところを、百瀬は右手を齋藤の首に、左手を齋藤の後ろ襟にまわして、逆十字絞。齋藤が懸命にこれをこらえるも、47秒に堪らず「参った」。百瀬、寝技の真髄をみせて一本勝。決勝戦進出を決める。

齋藤、百瀬の巧みな寝技に一敗地に塗れるも、第1試合でに敗れた三宅共々、関西の大学出身(三宅・立命館、齋藤・天理)。共に関西の企業に所属する新人二人の今後が大いに期待される。
 
決勝戦
4  反則負 3 百瀬晃士(平成管財)
 
左組み、百瀬右組みのケンカ組み手の決勝戦。お互いに指を組み合ったまま、引き手を持とうとせず、消極的な動作が続く。その結果、42秒指導1、2分11秒指導2、3分8秒指導3と連続して受ける。

かかる展開の中、3分50秒前に出るに対し、後ろに退く百瀬に消極的姿勢で4度目の指導が与えられて、百瀬の反則負け。
の2年連続優勝があっけなく決まった。
 
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