準決勝戦第1試合
3 西野 公章(群馬綜合ガードシステム) |
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優勢勝 |
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3 千葉 大介 (旭化成) |
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ベテラン西野は、準々決勝戦まで合せ技一本勝、効果優勢勝、大外刈一本勝、内股一本勝と快進撃を続ける。
相手の千葉は今年入社の新人。きびきびした動きで、背負投2本、横四方固2本、縦四方固1本、立って良し、寝て良しのオールラウンドの柔道で、全試合一本勝。
共に左組み手の両者は、序盤激しく動く。千葉が西野の足を抱え、執拗にすくい投を掛け続ける。ようやく1分22秒に、千葉は小外刈から西野の左足を掴むと、直ちに右足も掴んで西野の両足を引き上げ、西野を逆さに振り回して裏返す。有効を先取。
その後も、千葉は若さに任せ積極的に動きまわるが、終盤になり、西野の猛反撃に疲労困憊。守勢が続き残り8秒指導1を受けるも、そのままブザー。
新人千葉が決勝戦進出を果たす。
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