西日本実業柔道連盟
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第37回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
男子66kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝 鳥居 智男
2位 寺居 高志 旭化成
3位 中野 真太郎 セコム
  古賀 博輝 新日本製鐵・広畑
準々決勝戦第1試合
5 鳥居 智男 優勢勝   3 松尾 茂彰(日本通運)
 
準々決勝戦第2試合
3 古賀 博輝(新日本製鐵・広畑) 延長戦 優勢勝   3 望月 健次(セコム)
 
準々決勝戦第3試合
3 寺居 高志(旭化成) 優勢勝 3 鳥入 孝仁(近畿通関)
 
準々決勝戦第4試合
4 西倉 央倫(濱田板金)   背負投 4 中野 真太郎(セコム)
 
準決勝戦第1試合
5 鳥居 智男 腕挫十字固 3 古賀 博輝(新日本製鐵・広畑)
 
昨年の覇者、34歳のベテラン鳥居は今年も頂点を目指し、一本背負投一本勝、不戦勝、有効優勢勝、効果優勢勝、有効優勢勝で準決勝戦に勝ち進む。
対する新鋭古賀は、初戦の三角絞一本勝の他は、技あり優勢勝を重ね、順調に駒を進める。

試合は、鳥居左組み、古賀右組み。開始15秒、鳥居は組み手争いから、古賀の右腕を両手で掴み、左足を高く上げ、その足を古賀の背中から前に回して古賀の胸に当てると、次には右足を跳び上げて両足で古賀の右腕を挟み、空中で腕挫十字固を仕掛ける。古賀は立ち姿勢のまま「参った」。鳥居、瞬間の職人芸で、今年も決勝戦へ進出。
 
準決勝戦第2試合
3 寺居 高志(旭化成) (指導1)   4 中野 真太郎(セコム)
 
寺居は、準々決勝戦まで合せ技一本勝、すくい投一本勝、有効優勢勝、技あり優勢勝で、勝ち上がる。
片や強化Bの中野は、本大会上位入賞常連のベテラン。接戦を制して勝ち進む。

共に右組みの両者の対戦。序盤、寺居が組み際に払腰を試みるが効なし。後半に入っても、寺井が双手刈、一本背負投、払腰、内股、大内刈、大外刈と技を繰り出し、終始攻勢に試合を進める。対する中野に技が出ず、4分23秒指導1が与えられ、勝敗が決す。
 
決勝戦
5 鳥居 智男 内股 3 寺居 高志(旭化成)
 
鳥居左組み、寺居右組みのケンカ組み手。序盤の両者組み手の攻防を経て、共に技を繰り出すもポイントを奪うに到らず。時折、鳥居が不十分な巴投を試みて自滅すると、際どいシーンに寺居陣営からブーイングが響く。

かくして試合は一進一退の展開が続いたが、残り20秒に寺居が組み際に内股を仕掛け、鳥居がこれを押して寺居が自滅しそうになるところを、鳥居がタイミングよく体を預けると、寺居の体はその勢いで大きく裏返る。鳥居の幸運な一本勝。
鳥居は昨年に続き、そして旧65kg級と併せて実に5度目の優勝を果たす。
 
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