西日本実業柔道連盟
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第36回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
男子100kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝 家泉 崇 旭化成
2位 近野 貞治 セコム
3位 大金 良二 ダイコロ
  大川 康隆 綜合警備保障
準々決勝戦第1試合
  3 家泉  崇(旭化成) すくい投     5 岡田 恵司(近畿通関)
 
準々決勝戦第2試合
  4 小齊 武志(NEXCO) 優勢勝   4 大金良二(ダイコロ)
 
準々決勝戦第3試合
  3 大川康隆(綜合警備保障) 優勢勝   3 深川幸太郎(NEXCO)
 
準々決勝戦第4試合
  4 坂本 雄大(セコム)   優勢勝   4 近野貞治(綜合警備保障)
 
準決勝戦第1試合
  3 家泉  崇(旭化成) 合せ技   4 大金良二(ダイコロ)
   試合開始早々(10秒)、家泉は組み手争いから大金のバランスが崩れた所を、脇をすくいながら体をあびせれば、大金転倒、技あり。すかさず寝技に入り、横四方固に攻め、最後は崩上四方固に押さえる。一瞬の虚を衝かれた強豪大金は、なすすべなく敗れる。
 
準決勝戦第2試合
  3 大川康隆(綜合警備保障) 優勢勝   4 近野貞治(綜合警備保障)
   大川左組、近野右組のケンカ組手の両者は、左右の内股で攻め合う。2分40秒出足払で効果を奪った近野が、その後3分20秒に両者指導1を受けるも、リードを守って決勝戦進出した。
 
決勝戦
  3 家泉  崇(旭化成) 大外刈     4 近野貞治(綜合警備保障)
   共に右組の両者の対戦。家泉は開始早々23秒に大内刈を返され効果を奪われるが、その後は、巧みな組手で近野を容易に得意の組手に組ませず、徐々に試合の主導権を握る。そして2分1秒、家泉は右片襟のまま大外刈で鋭く刈込み、辛うじて堪える近野の足に左小足を掛けて体を浴びせ、最後はダメを押すように畳に叩きつけると、主審は一本を宣告。家泉、嬉しい初優勝。
 
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