西日本実業柔道連盟
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第36回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
女子78kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝 平岡 麻美 平成国際大学柔道クラブ
2位 松崎 みずほ コマツ
3位 長瀬 めぐみ 了徳寺学園
  岡田 紘美 三井住友海上火災保険
準決勝戦第1試合
  2 長瀬めぐみ(了徳寺学園)   優勢勝    2 松崎みずほ(コマツ)
   171cm長身の長瀬は右内股、右大外刈、右大内刈、左一本背負で攻め、片や62cmの松崎は左体落、右一本背負を狙う。両者の攻防も中盤過ぎの3分16秒に、右引き手を掴んだ松崎が大内刈からの連絡技で、足車に入れば、長瀬はこれを払釣込足で返そうするも、もつれて尻から倒れる。これが効果となって両者の均衡が破れる。昨年の覇者長瀬は猛反撃に移るが、これに対し松崎も積極さを失わず応戦し、時間となる。見応えのある一戦は松崎に凱歌が上がり、松崎は自身3度目の決勝戦進出となる。
 
準決勝戦第2試合
 2 岡田紘美(三井住友海上火災保険)   小外掛 3 平岡麻美(平成国際大学柔道クラブ)
   右組同士の両者。1分59秒に平岡が小内刈で効果を奪い先攻。その後も平岡が終始攻勢に試合を進める。終盤の4分9秒には、平岡の小外掛に反応して岡田が支釣込足で返し技に来る所を、平岡が浴びせるように倒して一本を奪う。平岡決勝戦に駒を進める。
 
決勝戦
  2 松崎みずほ(コマツ) 小外掛 3 平岡麻美(平成国際大学柔道クラブ)
   序盤は松崎が優勢に試合を進めるが、中盤より平岡の攻勢が目立ち始める。3分15秒、平岡は大外刈で追い込み、松崎が堪える所を大内刈に変化すれば、松崎は思わず尻から畳に倒れ技あり。挽回せんと猛攻を掛ける松崎が、時間切れ寸前内股に攻める所、平岡が松崎の左軸足に右足を掛け、小外掛から体を預ければ、ブザーと同時に松崎は仰向けに倒れる。主審の右手が高く上がり一本。平岡2年ぶり2度目の栄冠。
 
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