西日本実業柔道連盟
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第36回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
女子63kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝 徳久 瞳 三井住友海上火災保険
2位 束野 妙利 日水製薬
3位 吉澤 穂波 セコム
  滝口 並穂 セコム
準決勝戦第1試合
  3 吉澤穂波(セコム) 優勢勝    2 束野妙利(日水製薬)
   吉澤左組、束野右組のケンカ組手の両者の対戦は、48秒吉澤に指導1。続いて1分21秒に、互いに大腰の打合いから束野が右手で吉澤の軸足の右足を掴んで、吉澤を転がし有効を奪う。その後は、吉澤は払腰、大腰、双手刈、大外刈と矢継ぎ早に多彩な攻めで反撃に移るが、束野は終了間際の指導1でしのぎ、決勝戦初進出を果たす。
 
準決勝戦第2試合
  3 滝口並穂(セコム)   腕挫十字固  2 徳久 瞳(三井住友海上火災保険)
   滝口左組、徳久右組の両者ケンカ組手の戦いも、見るべき攻防はなく引分ける。続いてゴールデン・スコアー方式の延長戦に移り、試合は中盤寝技の攻防となるが、3分1秒徳久が腕挫十字固に入ると、滝口参ったと畳を叩き、徳久決勝戦進出を果たす。
 
決勝戦
  2 束野妙利(日水製薬) 横四方固  2 徳久 瞳(三井住友海上火災保険)
   束野右組、徳久左組のケンカ組手。開始30秒徳久は不用意に場外に足を踏み出し、指導1を受ける。束野は奥襟を掴んで払腰で攻め、徳久はケンケン内股で攻め合うが、双方ポイントを奪うまでには到らず、時間が経過。最小得失点差で迎えた中盤過ぎ、徳久が背負投に入り、疲れた束野が伏せった所を、徳久はここぞとばかり寝技で攻める。3分10秒、終に束野の足を抜き縦四方固で押さえる。その後、横四方固に移行し25秒経過。徳久、束野に判定で敗れた昨年の緒戦の雪辱を果たし、念願の初優勝を一本勝で飾る。
 
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