はりばA、先鋒、中堅の活躍で初出場、初優勝。
両者、初の決勝戦進出、いずれが勝っても初優勝。はりばAは、先鋒武内、中堅庄島がここまで共にオール一本勝の大車輪の活躍を見せる。
一方の十全会十全病院は、大将松本が全試合一本勝の見事な活躍で決勝戦へ駒を進める。
先鋒戦。開始17秒、はりばA武内が右手で十全会十全病院の龍の片衿を握り、左は相手右袖を握った状態で、左腕を折り畳んで左に担ぐと、龍の背中は武内の分厚い背中に乗ったまま、大きくまっ逆さまに一回転して畳に沈む。武内、信じ難い程の力技で先制の一本勝。
中堅戦は、共に右組み手。組み手争いから技の応酬となる。十全会十全病院の小原が大外刈、払腰、内股、大内刈と手数で勝っていたが、決定打とならず。逆に2分10秒、はりばAの庄島の巴投が見事に決まって一本。はりばA、初出場、初優勝を果たす。
大将戦は、開始22秒十全会十全病院松本の低い姿勢からの一本背負に短躯、巨漢のはりばAの田代が転がり、技ありの宣告。その後も松本は技を繰り出すも田代の巨体を持て余す。その後は両者動きが止まり、両者指導2を受けるもそのままブザー。
両チームは、一昨年のルール改定により、来年から第2部昇格となる。
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