準決勝戦
3斉藤制剛(旭化成) ○腹固 2野田健太郎(福岡大柔道ク)
共に右組み手。序盤両者単発に技を掛け合うもポイント奪うに至らず。1分過ぎ斉藤のケンケン内股が効果。その後野田は袖釣込腰試みるも効なし。中盤の3分2秒野田の内股に斉藤横転し、有効の宣告。直後に野田場外注意。時を移さず3分50秒に斉藤小外刈効果から腹固に攻めれば、野田畳を叩いて参った。斉藤昨年に続き決勝へ。
3筒井友和(セコム) ○小外刈 4草刈基明(京葉ガス)
草刈、組むや否やの朽木倒しに筒井横転。主審が一本を宣告するも副審2名により技ありに訂正さる。以後両者激しい技の応酬。1分34秒今度は筒井支釣込足を仕掛ければ、堪らず草刈の体が仰向けに畳みに沈み、逆転の一本。2年目の筒井は初の決勝戦へ。
決勝戦
3斉藤制剛 ○払腰 3筒井友和
右組みの斉藤、左組みの筒井、喧嘩組み手となった両者による決勝戦は、引き手を先に支配する斉藤が内股などで優位に試合を運ぶも、共に決め手を欠き両者警告まで進む。終盤の4分20秒斉藤が支釣込足で効果の後、残り時間19秒続く斉藤の払腰に筒井の体は虚空を舞う。斉藤一本勝で2年連続優勝の偉業達成。
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