準決勝戦
3塘内将彦(旭化成) ○内股 3三矢論(日本道路公団)
塘内右組み、三矢左組みの喧嘩組み手。塘内が仕掛けて始まった対戦であったが、開始49秒、両者に指導が与えられる。その後、塘内が攻勢を続け、引き手を制した1分30秒、右内股一閃。三矢背中から畳に沈み、塘内2年ぶりの決勝戦進出を果たす。
5坂本道人(ダイコロ) 腕固 ○4野瀬英豪(了徳寺学園)
坂本右組み、野瀬左組みの、喧嘩組み手の対戦は、組み手争いから開始31秒両者に指導が与えられた後も、前半は両者に見るべき攻防が見られぬままに、試合は中盤に進む。中盤3分、野瀬が引き手を握るや否や右内股で有効を奪いリード。その後は野瀬攻撃の手を休めず、残り47秒、立技から腕固に連絡すれば坂本堪らず畳を叩く。野瀬一本勝で坂本を降し決勝戦初進出。
決勝戦
3塘内将彦 技あり 4野瀬英豪
試合前半、喧嘩組み手の両者は引き手争いに終始し、開始27秒指導、1分21秒注意が与えられる。中盤に入り、野瀬が次第に組み手争いをリード。引き手を制せられた塘内がこれに対処せんと前に出た刹那の3分25秒、野瀬左内股を放てば塘内たまらず横転。技ありが宣せられる。そのまま時間が経過し、野瀬念願の初優勝。
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