新日本製鐵、先鋒戦から3連取で優勝決める
昨年の第2部転落という屈辱を雪ぎ、優勝により堂々の第1部復帰を期す新日本製鐵と7年ぶり3度目の決勝進出を果し、念願の初優勝を目指す近畿通関との決勝戦。
先鋒戦。新日鐵吉岡と近畿通関砂原との一戦は、試合後者吉岡が残り27秒に巴投で有効を奪い、そのまま逃げ切り新日鐵先勝。続く次鋒戦、新日鐵新人小川は、開始43秒近畿通関岡田を豪快なすくい投一本で切って落とし、リードを広げる。
中堅戦。新日鐵出口が足技、内股で終始攻め続け、残り40秒近畿通関阪田の注意を誘い優勢勝をものにし、早々と優勝を決めた。近畿通関は、ポイントゲッターの副将出口、大将小林を残したままの惜しい敗戦で、又も涙を飲む。 |