西日本実業柔道連盟
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活動内容
会長就任ご挨拶
米澤 三郎

昨年末の西日本実業柔道連盟臨時常任理事会・理事会におきまして、西日本実業柔道連盟前会長、故松本甫先生の後任として役員各位のご推挙を頂戴し、不肖私、その任にあたらせて戴くことに相成りました。

故松本先生と私とは、長幼の順逆はあれども竹馬の友として、濱野正平先生門下で共に柔道修行に励んだ間柄であります。その関係もあり、松本先生の当連盟会長時代は、会長を内部から支援するという立場で副会長を務めて参りました。そして図らずもこの度、薬石効無く鬼籍に入られた松本先生の後任の会長をお引受けするということとなりました。この奇しき廻り合せに身が引き締まる思いであります。

柔道を愛し、当連盟の発展に心を砕いて来られた松本先生との友情に応え、その遺志を継ぐべく、当連盟の円滑な運営、会員企業・事業所・チームとの連携強化、一層の改革実現に粉骨砕身、全力を傾注いたす所存であります。
とは申せ、もとより浅学非才な私でありますので、関係各位のお力をお借りして事にあたらせて戴きたく、どうかよろしくご支援、ご指導の程お願い申し上げます。

さて、ご高承の通り実業柔道は日本柔道界の主柱と申しても過言ではありません。なかんずく、西日本実業柔道連盟は、西の一翼を担い数多の一流選手を擁する日本柔道界の雄として知られています。
ことほどさように、スポーツは強くなければ社会の注目を集めることは出来ません。今後とも一流チーム、一流選手を多数輩出する柔道連盟としてこの基盤を強固なものとし、又、これらチーム、選手諸君が多数参加する大会として内容を充実させ、当連盟の声価を一層高める必要があります。

一方、我が国の産業社会構造は大きく転換し、企業スポーツを取り巻く環境も大きな変化を生じています。これにより少なからずはその活動の場が狭められつつあります。あまつさえ、職場にクラブのない柔道青年にとって、学校卒業後は市井の道場で練習に励む以外に柔道に接する機会が容易に与えられていません。これらの諸君に、クラブチームとして参加機会があることを訴え、参加を促し、参加チームを拡大することによって柔道の底辺拡大に努めることも当連盟の大きな使命であると考えます。

かように、当連盟の主役は現役選手諸君でありますが、これを成立させる前提として、会員企業・事業所・チームの代表者・役員・指導者各位、広告賛助を戴く企業・個人の方々及び取材をして戴く報道記者諸兄のご支援、ご協力、ご理解が不可欠です。これら皆様方の永年のご厚誼に対し深謝申し上げますと共に、依然として厳しい経済状況下ではありますが、どうか引き続き、当連盟に対し暖かいご支援、ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

加えて、大会の円滑な運営等連盟の諸活動及び大会の質的充実、連盟基盤の強化等の諸改革の実現は、日常業務の傍らボランティアで携わる連盟役員諸氏の熱き思い、縁の下の支えがあって成り立っていると申しても過言でありません。これら諸氏の日頃のご努力に深い敬意を表すと共に、連盟の運営にあたっては連携を密にし、よく耳を傾け、手を携えて進めて参る所存であります。

当連盟の充実、発展そして柔道の発展のため、どうか倍旧のご協力、ご支援を改めてお願い申し上げまして、会長就任の挨拶に代えさせて戴きます。

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