西日本実業柔道連盟
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活動内容
内閣総理大臣杯争奪 第50回記念 西日本実業柔道団体対抗大会 大会報告

大会概況

皐月の空に朝の太陽が輝き、涼風が公園の梢を吹き抜ける五月九日の「母の日」。「内閣総理大臣杯争奪 第五十回記念 西日本実業柔道団体対抗大会」は、目に鮮やかな緑の木立に佇む尼崎市記念公園総合体育館において、男子78、女子14、合計92チームが参加して開催された。

大会は、九時三十分から米田圭佑大会委員長の開会宣言にて開始し、国歌斉唱、前年度各部優勝チームによる優勝杯・優勝旗返還の後、駕田大会副会長の開会挨拶。続いて来賓紹介。来賓挨拶で地元尼崎市教育長村山保夫様から歓迎の言葉を頂戴し、白井文尼崎市長からの祝電披露。
その後、選手を代表して旭化成柔道部主将の大鋸新五段が力強く選手宣誓を行った。続いて、連盟設立五十年の功労者が紹介され、最後に連盟副理事長で本大会審判長の山本裕洋八段による柔道ルネッサンス・スピーチがあり、開会式終了。引き続き、5試合場に分かれて試合が開始された。

男子第一部は、十一連覇中の旭化成Aが、九州電力の先行を許し、漸く大将戦でタイに持ち込み、代表戦の末に降すという薄氷を踏むような戦いを制して決勝戦に進出。決勝戦は、準決勝戦でこちらも新日本製鐵に大将戦での逆転勝利という接戦の末、三年連続で決勝戦に駒を進めたダイコロとの決戦。今大会の両チームの選手は、体重ではほぼ互角だったものの、一瞬の隙を衝く技の冴えを見せた旭化成Aが昨年同様4対0の大差で制し、十二年連続、二十八度目の優勝で記念大会を飾った。

男子第二部は、昨年と同数の13チームによる第一部昇格を賭けての戦い。共に、昨年第一部から転落の戸熏z業社と東レ滋賀Aは、準決勝戦を大差で制して決勝戦に進出。僅か一年で第一部復帰を果たした両者の決戦は、1対1で迎えた中堅戦以降に、東レ滋賀Aが連続の一本勝を収め、実に37年ぶり3度目の優勝を飾った。

男子第三部は、接戦を制して勝ち上がった大阪刑務所Aと順当に駒を進めた旭化成との決勝戦。軽中両級選手で構成する旭化成は、決勝戦初進出の大阪刑務所Aの大型選手をものともせず、寝技に冴えを見せ、9年ぶり10度目の優勝を圧勝で決めた。

女子の部は、昨年悲願の初優勝を遂げた日本エースサポートAが無敗で決勝戦に進出し、2回目の出場ながら実力者を揃えて初優勝を窺う日本生命を一蹴、女子の部ではミキハウス以来の連覇を達成した。

個人表彰では、男子の最優秀選手賞の銅金賞は、代表戦を含む3戦3勝の旭化成A大鋸新選手に。
女子の最優秀選手賞の岡林賞には、日本エースサポートAの大将として出場し、全試合寝技で一本勝、圧倒的な存在感を発揮した船越亜美選手が初受賞した。

男子の新人賞の松本賞は男子第三部の準決勝戦から出場し、2試合共、勝負の掛かる中堅戦で対戦相手を鮮やかな寝技で仕留めた旭化成の73kg級の新鋭、齋藤涼選手が受賞した。
同じく女子の松本賞は、日本エースサポートBの西原沙紀選手が受賞。準決勝戦では不覚を取ったものの、初戦と二回戦において一本勝を収め、チームの第三位入賞の立役者として活躍した。

故米澤名誉会長を顕彰して第47回大会から設けられた男子第二部最優秀選手の米澤賞は、優勝チームの東レ滋賀Aの角明典選手に。戦いの要である中堅として3試合共一本勝。チームの優勝に大いに貢献した。



対戦記録と戦評



第6回尼崎少年柔道紅白試合

第45回大会から地元尼崎市の柔道少年少女の団体試合を開催しています。今大会においても各部決勝戦開始前に第1試合場と第2試合場で開催しました。小学生の部、中学生の部共に、5人制の点取り試合。試合終了後には連盟役員から全員に記念品が手渡されました。

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