西日本実業柔道連盟
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活動内容
総理大臣杯争奪第49回西日本実業柔道団体対抗大会 大会報告

大会概況

「内閣総理大臣杯争奪 第四十九回西日本実業柔道団体対抗大会」は、薫風爽やかに吹きそよぐ「母の日」の五月十日、緑したたる尼崎市記念公園総合体育館において、男子76、女子17合計93チームの参加を得て開催された。
大会は、九時三十分から山本裕洋大会副委員長の開会宣言にて開始し、国歌斉唱、前年度各部優勝チームによる優勝杯・優勝旗返還の後、森詳介大会会長の開会挨拶。続いて来賓紹介。その後、来賓挨拶で地元尼崎市教育長村山保夫様から歓迎の言葉を頂戴した。
その後、選手を代表して旭化成柔道部主将の角地信太郎五段が力強く選手宣誓を行った。最後に九州電力の新任コーチ前田貴志四段による柔道ルネッサンス・スピーチがあり、開会式終了。引き続き、5試合場に分かれて試合が開始された。

男子第一部は、十連覇中の旭化成Aが、全戦全勝無敵の進撃で決勝戦に進出。決勝戦は、準決勝戦で旭化成Bを代表戦の末に降し、昨年に続いて決勝戦に駒を進めたダイコロとの決戦。中量級の選手主体のダイコロは、旭化成Aのパワーをよく凌ぐも、体格差は如何ともしがたく、防御に終始。終わってみれば4対0の大差で旭化成Aが堂々の十一年連続、二十七度目の優勝を難なく飾った。

女子の部は、悲願の初優勝を狙う日本エースサポートAが無敗で決勝戦に進出し、V3を目指すワイエスフードを一蹴して嬉しい初優勝を果たした。

男子第二部は、昨年より3チーム減、一昨年と同数の参加チームの戦い。共に在阪チームの日本エースサポートと日経サービスは、快進撃で決勝戦に進出。いずれが制しても初優勝となる決勝戦は、抜きつ抜かれつの白熱した戦いとなったが、結果は先鋒合田の一本勝が決め手となり、日本エースサポートが接戦を制した。

男子第三部は、激しい戦いが繰り広げられたが、戸鉱業社と東レ滋賀Aが実力通り、順当に勝ち上がり決勝戦に進出。共に若手中心に編成された両チームの戦いは、東レ滋賀Aが1点ビハインドで迎えた大将戦で、昨年の全日本実業柔道個人選手権の二十二歳未満の部の覇者木藤が豪快な一本勝で逆転し、第三部として初の優勝を飾った。

男子の最優秀選手賞である銅金賞は、全て異なる投技で全試合に豪快な一本勝を収めた旭化成Aの木村選手が初受賞。

女子の最優秀選手賞の岡林賞には、日本エースサポートAの先鋒として出場し、全試合オール一本勝、寝技を縦横に駆使してチーム優勝の立役者となった武田三友紀選手が初受賞した。

男子の新人賞の松本賞は、男子第一部の第3位入賞の旭化成Bから。準決勝戦までの2試合に大将として出場し、勝負のかかった絶対落せない一戦に臨み、積極的に多彩な技を繰り出し2勝を挙げた中量級の白井勇輝選手が受賞した。

同じく女子の松本賞は、日本エースサポートAの船越亜美選手が受賞。圧倒的な体躯で、柔らかな寝技を駆使して全試合を寝技で一本勝。チームの初優勝に大きく貢献した。

故米澤名誉会長を顕彰して第47回大会から設けられた男子第二部最優秀選手の米澤賞は、優勝チームの日本エースサポートチームの合田大二郎選手に。先鋒として出場した4試合を豪快な柔道で、立って良し、寝て良し、オール一本勝でチームの初優勝に大いに貢献した。



対戦記録と戦評



第5回尼崎少年柔道紅白試合

第45回大会から地元尼崎市の柔道少年少女の団体試合を開催しています。今大会においても各部決勝戦開始前に第1試合場と第2試合場で開催しました。小学生の部、中学生の部共に、5人制の点取り試合。試合終了後には連盟役員から全員に記念品が手渡されました。

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